◆私を再びサーファーとして頑張ることを
2005-09-14


9月14日
 このところサーフィンにはまってます。夏休み中から長男(10才)と行き出して、当初は付き添いのようなかたちで海へ行っていたのですが見てるうちに私もやりたくなり、中古ボードを3万円で買って親子でやり始め、子供は夏休みが終って付き合ってくれる回数が減ってもいそいそと一人で海へ出かけてます。
 しかし、このスポーツ、ホントに難しい。サーフィンというと華麗に波に乗る映像が思い浮かびますが、まず、波に乗れない。その前にボードの上に乗って手で漕いで波のところまで行く(パドリングといいます)のですが、これも安定せず、すぐ疲れてしまう。2〓3時間も海に入っていて、いくつかの偶然が重なってやっと2回ほどボードの上に立てる、という状態で、悪戦苦闘してます。現在私46才、体重76?。昔、20代の頃かじったことがあり、その時は、体重63?ぐらいでした。その後20年以上で筋力は弱まり15?も脂肪がついたわけです。考えたらしんどいのは当たり前です。自分の体が重い!バランスがとれない!筋肉痛がとれない!
 もともと、昔やってた頃もうまくなってやめたわけではありませんでした。サーフィンというスポーツは始めた半分以上の人がパドリング、テイクオフの段階で止めてしまう難易度の高いもので、それは体をしぼってかなりの筋力を必要とし、自分の体を自在にコントロールできる技術が必要であることだけでなく、海の近くに住んでるとか、時間が比較的自由になる身分(学生とか)であるとか諸条件によって上達の有無が歴然とかわってきてしまうという熱意だけでなく条件の問題も含むスポーツだからだと思います。
 告白すると、実は私は昔からの海好きで、ヨット、サーフィン、ダイビングなどには一通り手を出してきました。もともと練馬生まれで岩手の大学に行ってた私(実は岩手でもちょっとサーフィンしていました)がなぜ神奈川県に来たのか?辻堂の歯科医院に就職したことが大きいのですが、海の香りが決め手になったことは疑いようはありません。湘南にあこがれていた私にとって願ってもない話だったのです。辻堂にいた頃は喜々として何回か海にサーフィンに行っていました。でもたまにしかいかないからあまりうまくはならなかった。いつしか、テニスや野球に凝ったこともあり、海から足は遠のきました。結婚して厚木に住み・・・いつしか運動不足は定着し中年体型となり、腰痛と左肩痛もちのおじさんになっていた訳です。今では野球はやりますが走れなくなってきており、そろそろ引退か・・・ぐらい思っていました。海と私の縁は完全に切れたかにみえました。
 しかし、ここにひとつの偶然があった。実は私の妻は湘南鵠沼海岸出身で実家はサーフポイントまで歩いて5分のところに位置していたのです。妻はサーファーではありませんでしたし、また、海に近い出身だから私が妻と一緒になった訳ではありません。(ちなみにECCという英会話スクールで知り合いました)でも・・・今回、長男にサーフボードを買ってやりサーフィンをすすめてみたのは私なのですが、これは実家から安全に歩いていけるところに絶好のサーフスポットがあることが一番の理由でした。小さい頃からはじめるほどスポーツは頭でなく体で憶えることができると思ってますが、電車や車でなければ行けない状況であれば10才の子供にやらせることはなかったでしょう。私の子供時代は海に行けるのは年に1回あるかないかだったし、頻繁に海に行かないと上達しないことを私は知っていたので拠点が近い、というのは大きなポイントになりました。

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